
こんにちは、kenkenです。「激レアさんを連れてきた。」の予告に『1日で304件もの飛び込み営業をした伝説の営業マン』と書いてありました。「なんだそれ!?」と思い、誰なのか、どういう経歴の方なのか、なぜ304件の飛び込み営業をすることになったのか、調べてみました。
「伝説の営業マン、大西芳明」の経歴
まずはお名前。株式会社セールスヴィガー代表取締役の「大西芳明」さんです。
経歴は、以下の通り。
- ~1984年 立命館大学
- 1984年 湯浅商事株式会社(現ユアサ商事株式会社)に入社
- 1985年株式会社リクルート 中途入社。多くの企業のマーケティング、採用、育成など経営サポートに関わる。
- 1999年株式会社リクルート 退社
- 株式会社キャリアデザインセンター、株式会社パソナ、株式会社スタッフサービスの
- 役員、関連会社の代表を歴任。
- 2005年〜2007年まで東京大学 渉外部社外職員を務める。
- 2007年11月楽天株式会社 執行役員 経営企画室室長
- 2008年3月同社 取締役 執行役員 CEO補佐 兼 経営企画室室長 兼 採用育成部部長
- 2011年1月同社 取締役 楽天市場事業 副事業長就任兼グローバル人事部 副部長
- 2012年8月同社 執行役員 クーポン事業事業長兼楽天クーポン株式会社代表取締役社長就任
- 2015年3月同社 退社
- 2015年5月株式会社セールスヴィガー設立 代表取締役 就任
ユアサ商事では、内勤の電話営業に配属され、とてもつらかったそうですが、そこを逆手にとって、スピーディに見積を返信し、その後のフォロー電話もしっかり入れるということを繰り返し行っていった結果、他のメーカーの支店長さんが「大西君は営業に出すべきだ」と支店長に進言してくれたそうで、結果、1年目にして希望の営業職に移動できたとのこと。
さらに、その後1年でリクルートに就職した同級生の縁で熱心に請われた結果、「根負けして」リクルートへの就職を決めたとのこと。
リクルート退職後は、コールセンター事業を行うも、オーナーが抱えていた借金問題で粉飾騒動が起こったことが原因で会社を清算。ここが一つの大きな転機となったとのこと。
「サムライ営業」の出版と楽天三木谷社長との縁
大西さんはこの転機のころに、「サムライ営業 すぐ売れる技術より、売れ続ける極意」(出版 経済界)を出版、本を送った人の一人、楽天の三木谷社長と再会して意気投合、2007年には楽天に入社し、取締役として三木谷社長を補佐しながら、経営企画室室長や楽天市場事業の副事業長、楽天クーポン株式会社の代表取締役を経験することとなりました。

2015年に楽天を退社後は、今の会社である株式会社セールスヴィガーを設立し、代表取締役に就任しています。
伝説の「1日304件飛び込み営業」とは?
いやはや、1日ですよ1日!2分に1件回ったとしても、1時間に30件。10時間動きっぱなしでようやく300件。人間ワザじゃありません。どんな事情だったのでしょうか。
時はリクルート時代、大西さんが大宮営業所所長をしていた時のことです。
実はガテンが創刊の時期だったこともあり、営業として今一番やるべきは、売ることよりもお客さまにガテンを認知してもらうこと、営業には宣伝担当の役割があるということをメンバーに伝えたかったのです。しかも、立ち上げ当時は赤字事業で予算もない。
引用元:https://www.sapuri.co.jp/column/interview/20180129_216
その状況で認知度を上げるためには、営業パーソンが地元のお店を数多く回ることが大切だということを知ってもらいたかった。

そこで、部下と2人朝8時に草加の駅に集まり、名刺とガテンのパンフレットをカバンに忍ばせ、お店に入って配りまくったのです。郵便配達は「郵便です」、新聞配達は「朝刊です」と一声かけるのであれば、我々は「飛び込みです」って一言かけようなんていいながら(笑)。
引用元:https://www.sapuri.co.jp/column/interview/20180129_216
しかも、再訪するときのためにも、“店内にいた犬に吠えられた”といった訪問したお店の特徴をすべて大学ノートに書き出していきました。
ちなみに、もともと300件を目標にしていましたが、真夏の7月に実行したために最後のほうは意識がもうろうとなり、もし数え間違いしているとショックが大きいと、4件多めに回ったというのが304件の実態です。
この304件営業を終え、営業所に達成の連絡をしたところ、電話口の向こうでは歓声が上がり、さらに汗で真っ白になり、裂けてボロボロになったスーツを着替えてようやく営業所に帰った時には、泣いているメンバーもいたとか。これを契機に営業所のメンバーの飛び込み件数も増えたとのことで、自分の身をもって見本を示し、会社のモチベーションを挙げたすごい例ですね。しかも自分自身が満足感や達成感も得られる。大変だけど見習いたい手法です。

まとめ
『1日で304件もの飛び込み営業をした伝説の営業マン』とは、リクルートと楽天を経て、現在は株式会社セールスヴィガー代表取締役の「大西芳明」さんのことでした。また、この304件の営業、リクルート時代に当時創刊されたばかりの「現業系専門の求人情報誌『ガテン』」を知ってもらうための営業活動でした。
自分の営業所の所長がボロボロになりながら超人的な営業をやってのけるのを見たら燃えますよね。
大西さんが心底営業が好きだというのもあったと思いますが、人を動かすためにはこういった心に訴えかける方法も大事ですね。
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