スマホ脳とは何?その危険性と対策は?今話題「スマホ脳」の著者が「世界一受けたい授業」に 

お役立ち

こんにちは、kenkenです。
「スマホ脳」、ドキッとしますね(汗)。年中スマホを触っている自分からするとちょっと冷や汗が出ました。
「スマホ脳とは何なのか?」「それは危険なの?」「対策ってあるの?」こうした疑問をみなさんと一緒に調べてたいと思います。

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「スマホ脳」って何?

「スマホ脳」は、スウェーデン・ストックホルム出身の精神科医アンデシュ・ハンセン氏の書籍名です。日本では2020年11月に刊行され、わずか2か月で22万部を売り上げたベストセラー作品です。「スマホ脳」は簡単に言うと「日々の生活が、スマホに依存しすぎることで、睡眠障害やコミュニケーション障害、脳疲労といった症状を引き起こす結果となっている」とまとめられると思います。
まず、このアンデシュ・ハンセン氏のプロフィールをご紹介。

アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen):精神科医。ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学を卒業後、ストックホルム商科大学にて経営学修士(MBA)を取得したという異色の経歴の持ち主。現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行い、その傍ら有名テレビ番組でナビゲーターを務めるなど精力的にメディア活動を続ける。前作『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、その後世界的ベストセラーに。

引用:BISINESS INSIDER

ノーベル賞選定をするメイン問題額を卒業したというところで、すでにクラクラしそうですが、前作の「一流の頭脳」がスウェーデンの全人口の6%売れてるということも驚きです。日本の人口が1億2千万人としたら720万部が売れている計算ですね。しかもイケメン。

「スマホ脳」の危険性は?

「スマホばっかり見てると体に良くない」というのはなんとなく分かっている話なのですが、具体的にはどんな支障があるのでしょうか。「スマホ脳」の帯には「スティーブ・ジョブズはわが子にiPadを与えなかった!?」といったショッキングな文字も並んでいるし、気になりますね。
著書の中ではこんなことが書かれています。

  • スマホやSNSは脳の「報酬系」と呼ばれる神経系を刺激して依存させ、集中力を低下させる。
  • スマホやSNSはむしろ人を孤独にさせる。とくに若者の脳は可塑性があって変わりやすいことから、子どものスマホ利用は、自制心の発達に悪影響をもたらす。
  • 睡眠不足となったり睡眠障害が発症したりする。

ハンセン氏はこうも語ります「スマホの使用時間が長くなったせいで睡眠や運動、人とのコミュニケーションを取る時間が減少していることが一番の問題だと思います。こういった行為は、メンタルヘルスを守るうえで重要なのです。」「例えば、スウェーデンでは睡眠障害の人がここ20年で1000%に増えていたり、若い人の間で不安障害が増えていたりしています」。
「スマホ脳」の問題はこういったところといえるでしょう。

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「スマホ脳」のチェック

大正製薬のサイトに面白いチェックリストがありました。医学博士「奥村歩」先生の監修です。

まずは、スマホの依存度をセルフチェック
✔︎ スマホはいつでも手に取れる場所にスタンバイ
✔︎ 1分の時間があればスマホを取り出す
✔︎ 思い出せない名前などがあると、すぐスマホで検索する
✔︎ バスの時刻表はスマホで「写真」を撮る
✔︎ 初めての場所にスマホなしでたどり着く自信はない
✔︎ 調べ物はほぼスマホやPCに頼っている
✔︎ 年中忙しく、時間に追われている
✔︎ 情報に乗り遅れることに不安がある
✔︎ スマホの着信音やバイブレーションの空耳が聞こえることがある
✔︎ 夜、布団の中でもスマホを見ている

引用:疲れに効くコラム powered by リポビタン

気になる結果はこちら。

該当する項目が
0〜2個→青信号
3〜5個→黄色信号
6個以上→赤信号

引用:疲れに効くコラム powered by リポビタン

青信号どころか、黄色信号もキープできない自分がいて膝から崩れ落ちました・・・。さすがにスマホの着信音やバイブレーションの空耳が聞こえることは「まだ」ないですが・・・。
これ、青信号の人がいたら逆にすごいと思います。

「スマホ脳」の対策は

生存のために重要なことをする時に分泌される脳内物質「ドーパミン」。その分泌に直接働きかける形となっている「スマホ」や「SNS」。「人間は常に新しい情報を求め、それに応じてドーパミンを出しています。そういうシステム自体は悪いものではありませんが、このデジタル社会では、そのシステムが人間の「脆弱性」として利用されてしまっている状況です。」と語るハンセン氏。
「スマホ脳」への対策は「もうとにかく、スマホを近くには置かないということくらいしかないのかも知れません。スマホは私たちにとって「魅力的」すぎるものになってしまっています。」と話しています。
また「メンタルヘルスという意味では、スマホ自体よりも、スマホを使うことでメンタルヘルスを守るような睡眠などのコミュニケーションが失われることの方が危ない」とも。

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まとめ

現代社会において、スマホやSNSは切っても切り離せない存在になっています。これを完全に手放すのはなかなか難しいですが、使用頻度を減らすことは努力できそうです。
結局は
「スマホを使う時間は必要最小限に」
「SNSにおける人の反応に過剰に反応しない」
「睡眠時間をきちんととるなど規則正しい生活を送る」

といったことが大事になるのだろうと思います。
自らも省みて、スマホやSNSとうまく付き合っていきたいものですね。

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